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Story06

私にとって介護は憧れの職業。毎日が楽しくて充実しています

介護の仕事といえば、「大変」「きつい」というイメージをもたれがち。でも、実際の現場に足を運んでみると、利用者さんと楽しそうに話しをして、生き生きと働いているスタッフばかり。
「介護の仕事の魅力ってなんだろう?」働く人のリアルな声が聞きたくて、学生の気持ちもまだまだ分かる、介護1年生に話を伺ってきました。

今回の主役は、毎日が楽しくて充実しているという特別養護老人ホーム シルバーケア三瀬の川崎麻矢さんです。

お話を伺った方

川崎 麻矢

社会福祉法人 敬愛会 特別養護老人ホーム シルバーケア三瀬 勤務

川崎 麻矢

北陵高等学校 介護福祉士コース 卒業

ーー介護の仕事を選んだきっかけは?

介護の仕事を目指したきっかけは、中学2年のときの職場体験です。ある施設のデイサービスに行って、利用者さんと話をしたり、塗り絵や折り紙をしたり、とにかくすごく楽しかったんです。

もともと介護の仕事に興味はありましたが、実際の現場で利用者さんと触れ合ったことで、絶対にこの仕事に就こうと決めました。進学先も福祉コースがあって、介護福祉士の資格がとれる高校に決めました。

繰り返される「ありがとう」の言葉が本当に嬉しい。

すぐに現場で働きたかったので、高校を卒業して就職。ずっと憧れていた職業に就けたことで、「どんな利用者さんに会えるんだろう」とワクワクする一方で、職員の方たちと上手くやっていけるか不安もありました。

いざ働いてみると、利用者さんからは「若かね~」「孫やんね」など、いつも声をかけてもらい、あらゆる場面で「ありがとう」と感謝の言葉までいただきます。
先輩職員の皆さんは、失敗が多い私を「よく頑張ってるね」と優しく指導してくれます。

介護職は、きついことも多くて大変です。でも、それ以上に楽しさや嬉しさがたくさんあります。まだ一年目ですが、毎日が充実しているし、この仕事を選んで本当に良かったと思っています。

先輩たちの優しい指導で、少しずつ成長しています。

ーー介護の仕事の魅力は?

私にとって介護の仕事の魅力は、利用者さん一人ひとりにあった介護サービスを自分たちで考えて提供できること。

例えば、要介護3と認定されても、状態はみんな一緒ではないし、持たれている病気や飲んでいる薬も違います。性格だって一人ひとり違うからこそ、どうすることがその人にとって最適なのかを考えるのが、やりがいを感じる瞬間です。もちろん、今の私ではまだまだ経験不足なので、周りの先輩たちを目標にしながら、少しずつ成長していきたいです。

その人らしい生活ができるように、その人にあった介護をしたい。

ーー介護の仕事を目指す学生たちにアドバイスをお願いします。

きっと、「きつい」というイメージを持っている人がほとんどだと思います。ただ、それ以上に楽しいことも嬉しいこともあり、私自身、仕事にも職場にも満足しています。もしも、ちょっとでも介護に興味があるなら、まずはチャレンジしてみてください。やってみないと分からないし、まずは一歩を踏みだしてほしい。ダメだと思ったら、辞めてもいいんです。はじめから「やらない」ではなく、チャレンジしてみると世界が広がるかもしれません。